2017年3月20日月曜日

3月19日(日)板橋Cityマラソン

今週はずっと寝不足が続き、さらに悪あがきで食事制限のせいかずっと体調がよくなかった。前日18日(土)、夕食にいつも通り山盛りパスタを食べ、カステラも食べる。前日だけはたっぷり寝ようと、21時に寝ることにするけれど、なんだかんだで床についたのは22時。しかし、そこから眠れない。姿勢を変えたり、うんうんうなったり、どうしても眠れない。0時近くになって眠剤を追加して、ようやく寝る。5時半にアラームをセットしてたけど、その前に起きてしまう。ああ、また寝不足だ。さらにはひどい寝不足のときの症状、手先のしびれまで出てきている。やっちまった。走るのが不安で不安でしょうがない。ただでさえ練習不足なのに。
起きてシャワーを浴びて、ご飯1.5合を食べる。板橋Cityマラソンは近いから、なんたって去年は5時に起きるつもりが7時に起きても間に合ったくらいだから、準備は当日起きてからにしようと思っていたけれど、ウェアが見つからないわゼッケン留めが見つからないわ大失敗。準備は前日にしておこう。いろいろ不安を抱えたまま7時過ぎに出発。
浮間舟渡駅に着いて、周りに合わせて進んで会場へ8時前に到着。まずトイレ。それほど並ばずに済ませることができた。よしよし。今日は暖かいから早めに荷物預けを済ませてスタートに並ぼう。さっさと支度して荷物を預けて移動、あっ日焼け止め塗るの忘れた。どうしよう、戻るか、いやもういいか。すぐにスタート地点に行くつもりだったけど、まだ早いし念のためもう一度トイレに行っておこう、と並んだらこれが大行列。相当時間がかかり、結局スタート地点に着いたのがスタート15分前くらいになってしまった。並んで、先月いわきサンシャインマラソンで靴ひもがとけたのを繰り返さないように、念入りにしっかりとひもを結んでスタートを待つ。9時スタート。号砲と同時にウォッチを押す。
Dブロックでのスタートで、前にかなりランナーがいて、スタート地点のマットを踏むまで1分17秒ほどかかる。そこからも大渋滞は続き、これは毎年仕方ないと割り切っている。まあ多少のロスがあってもグロスサブスリーで及第点だろう、それくらいできるだろうと焦らずに走っていく。最初の1キロはラップ5分20秒。ひゃあ、と思ったけど、スタートまでとこの渋滞ならこんなもんだろう。それからランナーの間を抜けたり土手のアスファルト舗装していない部分を走ったりして自分のペースを取り戻していく。ペースは4分5秒から10秒にならないくらい。速すぎるかと思ったけど、体が動くだけこのままいってみよう。しかし、暑い。やっぱり今日は暑い。途中で取ったスポンジがありがたい、生き返る。スポンジを持ったまま走っていく。汗が拭けるし給水所でコップから水を補給できるし便利だなあ、と捨てられず。舎人ライナーの線路が見えて、扇大橋をくぐる。ああ、ここがいつも走ってるところかあ、西新井の富士丸まで3キロかあ、などと思いながら、10キロ地点のタイムが42分。ロスを考えるとまあ妥当か。ペースはずっと4分一桁秒を示している。しばらく進んだ途中、審判員がコース中央に立っていて、向かい風がどうこう言っているのが聞こえた。向かい風? っていうか風なんてないぞ、と思ったけど、もしかして今追い風なのか、だからペースが速いのか。とすると復路がきつくなるのか。気のせいだと思うことにして、そのまま走っていく。やがて21キロ手前で折り返し、タイム表示があって、1時間28分。よし、これならいけるか。ただこのペースのままいけるとは思えず、どこまで耐えながら進んでいけるかになるだろうな、と予想する。
折り返したら、向かい風がずっと吹いている。まったくやむことがなく、終始風が吹きつけてくる。ああ、審判員が言ってたのはこれかあ、風はまいったなあと思いながら、ペースを見ていくと、4分20から25秒あたりを刻んでいる。折り返しからぱたっと落ちてきている。これは風のせいか、それとも力尽きたか。ちょうど折り返しからってことはやっぱり風か。いや風がなかったら暑くてだめになっているかもしれん、どっちにしても力不足だ。25キロのタイム表示で1時間45分。ただ25キロがどれくらいのタイムだといいのか分からん。28キロ過ぎで、2本目となるジェル、東京マラソンEXPOで売り切れだった新発売のメダリストのグレープを摂取する。あっこれはんまい。えらいうまいぞ。気を取り直して残り走っていこう。
30キロで2時間7分。これなら大丈夫か、いや去年の千葉アクアラインマラソンでは32キロから足が止まったから油断はできない。35キロで2時間29分。ああ、大丈夫だ、いや先月のいわきではここから足がつりそうになったからまだまだ安心できない。自分のペースが落ちてきているけれど、それでもランナーを次々と抜いていく。みんな前半で突っ込んでいるのか、落ちてきているのか。沿道の応援は熱心な人が多く、熱い。ひとつひとつ応えながら、力をもらいながら進む。37キロ、38キロの応援が、なんとかサブスリーがんばれって言っている。いやこれサブスリーは余裕でしょ、と思っていたら、ウォッチを見て、残り時間を数えると、そうでもないのか、ギリギリなのか。でもここまでそれほどきついって感覚はなかった、よしこれなら最後ペースを上げていこうか、そんなことを思っていくと、40キロ手前で、ふくらはぎがぴくびくといい始めた。ああああまじかよ、しまった、ついにきた、ここまできてつりそうだ。またスピードが上げられなくなってしまった。40キロ地点で、応援の人がキロ4分半でサブスリーだよって声をかけてくれた。大丈夫か、足はもつか、ゴールはまだか。ああ、スパートかけたかったなあ、ダッシュしたかったなあ。もうつることだけは避けながら必死に走っていく。やがてゴールが見えてきた。ダッシュしたい、でもできない。42キロの表示、ウォッチを見ると、ちょうど3時間を過ぎたところ。あああグロスだめだったかあ。ネットかああ。最後までダッシュできずに、なんとかこらえてゴール。ゴールしてからウォッチを止めて、3時間55秒くらいだったか。ネットはなんとかなったけど、グロスサブスリーならず。

うーん、なんだか、自分の限界まで出し切ったというか、やりきったという感じがしないまま、荷物を受け取り、着替えて、会場を後にする。先月に続いてまた足がつりそうという目にあってしまった。これまで足がつりそうというということはあまりなかっただけに、2大会連続だと気になってしまう。水分不足か睡眠不足か、いややっぱり練習不足か。大会自体は大変スムーズで楽しかっただけに、自分の不甲斐なさが身にしみた。ちゃんと普段から走ろう。それはともかく、ようやく食事制限、アルコール制限から解放された。しばしの間、我慢していた分ばくばく食べよう、がぶがぶ飲もう。そしてまたでぶになる。練習は不足する。悪循環。