2019年1月24日木曜日

1月20日(日)高槻シティハーフマラソン

高槻シティハーフマラソン、21.0975キロ。

11月に福知山マラソンを走ってから忙しいだの風邪をひいただの年末年始だのが続いて、まるでもう走ることをやめてしまったかのようだ。体重もひどいことになっている。しかしエントリーしているレースは近づいてきている。一夜漬けで身になるはずはないと分かっていながら、13日(日)14日(日)と続けて21キロ走ってみる。きつい。調整と割り切って走るしかない。1時間30分切れればいいかなあ。また一からやり直そう。
前日夜はいつも通り山盛りパスタを食べて、23時就寝。朝6:40起床。ご飯を1合食べて、ハーフだし近いし気が楽だなあ、と思いながら電車の経路を検索してみると、予定していた出発時間がすぐに迫ってきている。あわてて外出、したら忘れ物をしたことに気づいて2回ほど行ったり来たり。さらに走って駅に行って間に合った、と電車内で荷物を調べてみると、レース用のウェアがない・・・。一瞬、どころかしばらく固まってしまう。どうしよう、このまま着ているTシャツで走ろうか・・・。いやまだ時間はある、戻ろう。ひと駅で折り返して帰宅。着替えを取って今度こそ忘れ物はないよな、とまた向かう。30分のロス。ちゃんと準備していればよかっただけなのになんでいつもこうなんだろう。
高槻駅に9:10過ぎに到着。すぐに送迎バスに並び、乗り、まだ着かないか、まだ着かないかと焦りながら、9:45ごろに会場に到着。急いでゼッケンを受け取り、着替えに体育館へ、と思ったら間違えてグラウンドに行ってしまった、体育館に入って着替え、おろしたてのVFFを履いてスタート地点へ。雨が少し降っている。トイレに並ぶ間はもちろんなく、会場を見渡す間もなく、10:20スタート。
スタートのロスは8秒。最初の1キロは4分15秒。このくらいでいいだろう。無理しないようにしよう。間もなく河川敷に出て、しばらく走っていく。ずっと淀川沿いを走っていると思っていたら、支流の芥川という川沿いだったらしい。3キロ過ぎ、やがて淀川沿いに出て、キロ4分ひと桁くらいでずっと進む。河川敷沿いでちょっとした上り下りがあるコースなんだな。ずっと周りと同じくらいのペースで走っていく。ごみ焼却場なんだろうか、大きいタワーを横目に走って、そのままやがて10キロの折り返し。ペースが崩れる気配はない、まだ大丈夫そうだ。河川敷を降りて街中に入る。ずっと河川敷の行き帰りだと思っていたら帰りはコースが違うんだ。ちゃんとシティ(街)マラソンになってるんだなあ、などと(ウエメセで)思う。折り返しすぐをはじめ、沿道の応援が力になる。ときどき手を振って応える。こんなに寒くて、雨まで降っているのにありがたいなあ。途中で私設の給水所がある。ここはスポーツドリンクがすごく濃くて、受け取って飲んで思わずんまいって声に出してしまった。
13キロくらい、行きで目にしたタワーにまた戻ってきた。しばらく続いていた街中をいったん離れ、河川敷に上る。ここから行きのランナーとしばしすれ違う。ファイトって声かけたい(ウエメセ)けど、それはしないで、やがて15キロ。このまま体が動くまま走ってきたけど、まだいけるかもしれない。残りの5キロくらいは全力を出してみようか、などと思うけれど、一緒に走っているいったん抜いたランナーから抜き返されるのがくやしいので、あたりをうかがいながら走る。10キロマラソンのランナーと合流し、やたら狭い河川敷の下り、そしてまた工事中で舗装されていなくて踏むと沈むような砂利道を走ったりして、また街中へ。残り3キロ、市街地へ。今度こそもう誰にも抜かれまいとペースを上げる。残り1キロ、まだペースを上げる。どこがゴールだ、まだか、と思いコースを右に曲がると、目の前にゴールのアーチが見えた。ここか、全力でダッシュして、ゴール。1時間26分。
高槻シティマラソンはスタートとゴールが違い、ゴールしてからしばらく住宅地を歩いて戻る。本当に、ものすごい住宅地。すごい迷惑をかけているんじゃないのか、いやご協力をいただいているんだろうなあなんて思いながら歩き、スタート地点の陸上競技場に戻ってきた。そのまま記録証の発行に並ぶはずなんだけど、寒い。風邪をひきそうなまずい気配がする。また風邪をひくわけにはいかないと、なかば臆病になり急いで着替え、手足がよく動かないほど冷えている。のんびりと会場を、高槻を見て回ることもせずに帰る。最初と最後急いでしまったけれど、また高槻に来たいな、そう思えるいい大会だった。お疲れさまでした。ありがとうございました。
しばらく、怠けるというか、本当に走るのやめたんだろうかと自分でも思うくらいだったけれど、やっぱり走るのは楽しい。さらにここのところの怠慢にしては、満足するくらいの結果だ。やっぱり走るのが好きなんだなあ。これからもちゃんと走ろう。ばかだから走ることしかできないんだから。