ベジタブル森林公園マラソン、42.195キロ
正月でぶからの脱却。
13日(金)、23時過ぎに帰宅。そうめん200グラムを茹でて食べて、明日の準備をして0時半ころ急いで就寝。途中4時過ぎに一度目が覚めて、5時に起床。また寝不足。ご飯2合炊いたけど、さすがに多すぎてスタートまで胃に残るかもと思い、1.5合くらいを食べる。6時に出発。電車に乗って森林公園へ。ベジタブル森林公園マラソンに3年連続の参加。毎年年初めに開催されるので、正月でぶの解消にはもってこいだ。毎年やせた記憶がないけれど。正月怠けまくった体にむちを打つためにもちょうどいい大会だ。アップダウンもあってけっこう鍛えられるし。
森林公園駅に7時半前に到着、バスに乗り換えて森林公園に到着。入園してまずいつものトイレへ。広場でウェアにゼッケンを付けて、過去2年ともグラサンを忘れていたけど今年はちゃんと持ってきたよ、着替えて、今年は諸々のテントの配置が変わってコンパクトになった、今年は荷物を預けてみようか、と思ったけどいっぱい並び始めて、間に合わなくなりそうなので今年もそこらへんに放置。もう一度トイレに行ってスタート地点へ。なんだかんだいってもうスタート5分前。しまったストレッチすらしてない、急いで軽くやってすぐスタート。
号砲と一緒にウォッチのボタンを押す。でぶになったし怠けてたし、軽くいこうと思っていたけれど、前が混雑しているのがもどかしくて横をダッシュで抜けていく。速いかしらとウォッチを確認すると、あれ? 動いていない。えっ、おいおいおいどうしたんだどうすんだ、おい壊れたのか。すごい焦る。色々ボタンを押してみると、計測が始まらないだけでほかは動く。なんだよこれ。タイムは計測できないけど、ペースは表示されているようだ。ペースと時刻でだいたい分かるからこれでいくしかないか。あきらめて走る。
あれ、去年おととしとコースが違う。なんだこれ、逆回りになったのかな。しばらく走っていくと、どうも記憶にない道のり。少しコースが変わったのかな。途中でやっぱりウォッチがないと不便だと思って再起動してみる。あ、ようやく計測できるようになった。ちくしょう。5キロから計測を始める。しかし、そんなにペースを落としているつもりはないのに、キロ4分50〜55秒くらいを刻んでいる。んー、おかしいな、過去この大会は距離が短く出ていたので、なんか少し違う値が出ているんだろうか。先月のはが路ふれあいマラソンが3時間6分だったから、3時間5分以内にまとめたいなあと思っていたけれど、キロ5分ってタイムはいくつになるんだろう、思い出せない。計算する頭が働かない。まあいいや、体の動くように走ろう。しかし、今年はいつにも増してアップダウンが激しい。なんだこれ毎年アップダウンがひどくてみんなひいひいいって走るのに、去年よりひどくないか。
途中で追いついてきたランナーが話しかけてくる。履いているVFFのことについて。いろいろ聞かれて答えながら走る。裸足では走らないんですかって聞かれて、いやあ少し走ったことあったけど、なんか違うかなって。裸足で走っている人たちの、なんていうか意識高いみたいな感じが苦手で、って答えると、いやいやそんな風に見えますよって返される。ええーっ、まじかよ。俺もそんな風に見られてるのか・・・。しばらく一緒に走って、徐々に離れていく。お互いがんばりましょう。
いやあそれにしても相変わらずアップダウンがひどい。ところどころ見覚えのある道を走るけど、やっぱり完全に別物のコースだ。過去のランネットのコメントに、アップダウンが多いというよりアップダウンばかり、っていうのがいくつかあったけど今回はそれに輪をかけてひどい。やがて15キロ過ぎ、おいおいってほどの下り坂、膝また痛めないかなあなどと思いながら走っていると、視界が開けたところに出た。なんと、芝生、というか原っぱを走る。なんだよこれって思わず笑ってしまった。すると前を走っていたランナーも笑ってすごいねえって話しながら走る。どうやらハーフマラソンらしく、フルはここまた走るんだよって言われて苦笑。だけど舗装路と違ってダメージが少ない。お、やっぱり土の上はいいかもしれない、と思って走り、舗装路に戻ると、やはり衝撃が足にくる。ほほう、芝生ってのはいいなあと思う。
原っぱを抜けてしばらく走ると、また追いついてきたランナーに話しかけられる。やはりVFFのこと、しばらく並走して、ハーフを通過。ああ、ジェルとろう、と思ってごそごそしているうちに少し遅れ始める。初めて買ってみたザバスのゼリー。どんなもんかと思ったけど、なかなか噛みごたえがあっておいしい。ちょっと離されて、ひとりで走っていく。前を走るランナーに追いつけないなあと思っていると、急に減速、立ち止まった。えっ、もしや故障か。と思ったら、立ちション・・・。幻滅。抜いて、またしばらく走っていく。ウォッチを5キロでスタートさせたけど、距離が合わない。ペースも5分を切るくらいのまま。そうするうちに、後ろから徐々に足音が近づき、やがて追いつかれる。抜かれて、またひとりで走っていく。そのうちにペースはキロ5分5秒くらいまで落ちている。
30キロ過ぎ、白いものが降ってきた、なんだ、おいおい雪かよ。今日は寒いもんなあ。2週目に入ったランナーとすれ違い、この坂と天気の中で走りきれるのかなあと思いながら走る。35キロ過ぎ、1週目でひどかった下り坂を降りる。これまでのアップダウンの繰り返しも響いてか、膝がやはり違和感を感じるようになってきて、さらに右足ふくらはぎがつりそうな感覚になる。いやあほんときついわ。そしてまた原っぱに突入。ああ、やっぱり芝生でちょっと楽になった。けれど芝生はすぐ終わり、また舗装路へ。衝撃がすごい。というか痛い。給水所を通るときにスタッフが、雪が強くなってきて大変だけどがんばってくださーい、って叫んでくれる。いやいやむしろあなたたちのほうが大変でしょって思いながら通り過ぎる。ありがたいなあ。
5キロからウォッチをスタートさせたけど、距離が合わない。だけど終盤はキロ表示とラップのアラームがほぼ合ってきて、どうしたんだこれ。残り距離と時計を見て、うーん、3時間5分はきついかもしれんなあ、って思って、あと残り2キロを切ったところで、12:00を知らせるチャイムが鳴る。あれっ、ウォッチだと11:58なんだけど。チャイムが早いのかなって思ったけど、そういえば公園の開園のお知らせも9:28で、時間ぴったしじゃないのかよってひとり突っ込んだことを思い出した。あちゃー、時計が遅れてたってことか、3時間5分は無理だわ。ずーっと続く上り坂を走り、なんとか最後までペースは落ち込まないように踏ん張ったままゴール。3時間9分。うーん、アップダウンがひどかったし、でぶだし、こんなものでしょうか。くやしいけどしょうがない。
完走証を受け取り、ドリンクを受け取り、広場に戻って荷物を持って着替えテントへ。着替えてるうちに体ががたがた震えてくる。やばいめっちゃ寒い、風邪ひきそう。必死で急いで着替えて、とりあえず参加賞のとん汁を食べて、おいしいなあ、森林公園西口出口近くの休憩所だか待合所に逃げ込む。表彰式を見て、急いでバスに乗って森林公園駅へ。駅に着くと、なんと人身事故で電車が動いていないそうな。まあ急いで帰りたい訳でもないからいいけど。出発を待って、やがて電車が動き出して、のんびり帰って、おしまい。
アップダウンが笑っちゃうほどひどくて、正月でぶと正月で走りもせずになまけきった体にはこの上ない刺激になった。面白いコースで、じっくり自分に向き合って走れるコース。楽しい。なまけ過ぎた年末年始、この自分に喝を入れる意味でも、いいコースだった。きつ過ぎて最高。今までで一番おもしろいベジタブル森林公園マラソンでした。
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